BPP研究会第二回
参加しました。議事メモを。
- 業務プロセスの抽出、アクティビティの粒度について
前回のエントリで悩んでいた1プロセスの長さの決め方は、より上位階層の1アクティビティの粒度であり、それはSCORなどの業務プロセスのリファレンスモデルの粒度で決めればいいんじゃないか。リファレンスモデルの粒度は、どの企業でもある程度使えるようにしているので、結構粗い。
企業規模によって、省略されるアクティビティはあるのではないか。例えば小さい企業であれば一人でやっているところを、複数の部門にまたがって行っている大企業もありそうだ。
- プロセスの違いは企業の差別化要因となるか
特許や、ビジネスモデル、製品なんかは企業の差別化要因だが、プロセスとは直接的に関係なさそう。
企業の目的によって、俊敏さを重視する場合や、統制を重視する場合もあるのでその場合はプロセスが違うのではないか。⇒それはプロセスは同じでオペレーションが違うのではないか?
二次会にて、良いプロセスをユーザ企業で共有できたらいいね、と。
ディスカッションの中にちょっとでてきた話で後でいいなーと思ったのは、プロセスで特有のモニタリングとして、プロセスのどこで時間がかかったかというのを計測できるという以外にも、どういう経路を通ってプロセスが実行されたのか、とか、何回繰り返したのか(差し戻し、却下されたのか)がモニタリングしやすくなるのではないかな。