そごうソフトウェア研究所

SOA、開発プロセス、ITアーキテクチャなどについて書いています。Twitterやってます@rsogo

BPMでのタスクの粒度は何が大事なのか(雑感)

BPMにおけるタスクの粒度について、いろいろモデリングの参考になる情報はすでにあります。
例えばARISの階層化されたモデルや、既存の業務フローのフレームワークなどです。

明日はBPP研究会の第二回なので、一旦立ち戻ってBPMにおいてタスクの粒度は何が重要なのか自分のために整理する。そもそも何をしたいのか?


BPMではプロセスを作り、動かし、モニタリングします。
ということは1つはモニタリングをしたい単位というのがタスクの粒度の要素と言えそう。

例えば、リードタイムを早めたいという目標があったとします。そうすると、
⇒プロセスの中のどこで時間がかかっているのか見たくなる
⇒だれの業務で時間がかかかっているのか見たくなる。人を増やせばボトルネックは解消するのか?、とか見たい
担当者が別の人に移るポイントを一つタスクの区切りにしよう

と、言えそうです。
この場合、もれるのが人の作業以外のタスク。例えばシステムからの入力待ちのようなタスクも考えないといけない。


もう一つはプロセスで業務の流れを統制したいような目標があったとすると、、
⇒決めたとおりの手順で業務をまわしたい。法令順守とかね
⇒あるアクションをやらないと、次に進めないようにしたくなる
これをやらないと次に進めないという単位をタスクの区切りにしよう

と、言えそう。


後は、プロセスの区切りをどこにするのかも考えないといけない。これは一般的な業務の区分みたいなフレームワークに従うのがいいのかな。。。他にはないだろうか。再処理のやりやすさとか関係ありそう。