そごうソフトウェア研究所

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Mule HDFSコネクタ5.0.0の検証(Mule EEが必要でした。途中で止めています)

MuleにはHDFSコネクタというのがあって、HDFSに接続できるみたいです。試してみたいと思います。 この検証の結果としては、Mule EEがHDFSコネクタの検証に必要だと分かったため、途中で止めています。

HDFSコネクタの情報源

  • リリースノート

HDFS Connector Release Notes // MuleSoft Documentation

このコネクタは「Select」というカテゴリに分類されています。 コネクタのサポートポリシーはこちらに記載があります。

Anypoint Connectors // MuleSoft Documentation

Product Versioning and Back Support Policy

このAPIリファレンスにRequires Mule Enterprise Licenseと記載があるのですが、最初は見落としていました。

Anypoint Studioの準備

HDFSコネクタを使用するためにAnypoint Studioをインストールします。 Anypoint StudioはこちらのDownload Anypoint Studioからダウンロードして、インストーラを実行して下さい。 Mule Runtime Engine | MuleSoft Developers

Mule Runtimeのインストール

Anypoint Studioでは埋め込みのMule Runtimeを使うことができます。 インストールもAnypoint Studioから実行できます。

Anypoint Studioの「Help」、「Install New Software」からWork withで「Mule Runtimes for Anypoint Studio」を選択します。

「Anypoint Studio Community Runtimes」を選択してインストールします。 f:id:begirama:20160920122639p:plain f:id:begirama:20160920122701p:plain

HDFSコネクタのインストール

リリースノートからインストールマニュアルへのリンクが404になるんだけど、多分Githubで公開されてる、このサイトを見ればOKそう。

hdfs-connector/USAGE.md at master · mulesoft/hdfs-connector · GitHub

HDFSコネクタもAnypoint Studioからインストールできます。

Anypoint Studioの「Help」、「Install New Software」からWork withで「Anypoint Connectors Update Site」を選択します。

f:id:begirama:20160920123833p:plain f:id:begirama:20160920123859p:plain

HDFSコネクタのサンプルを試す

「File」、「Import」からダウンロードしたサンプルのmule-project.xmlを含むディレクトリを開きます。 f:id:begirama:20160920125712p:plainf:id:begirama:20160920125822p:plain

mule-app.propertiesのconfig.nameNodeUriにHadoopがリッスンしているホスト名とポート番号を設定します。

config.nameNodeUri=hdfs://localhost:9000
config.sysUser=

Anypont Studioで「Run」を実行します。

自分の場合は、dw:transform-message周りでエラーがでたので、List_Status_Flowと、Glob_Status_Flowを丸っと削除することで実行することができました。

エラーが出ずに実行できればhttp://localhost:8090/にアクセスします。

f:id:begirama:20160920151036p:plain

Webベースでいろいろな操作ができるようになっているので、適当に実行してみると・・・

f:id:begirama:20160920151259p:plain

Mule EEが必要だったみたいです。 今回はCEで検証する必要があったので、一旦ここまで。