分散チーム構成でのアプリ開発。デザイン、開発のコミュニケーション基盤
最近やっているスマフォ・アプリの開発案件での仕事環境を書き綴りたいと思います。
コンサル案件や、開発案件でも別件では違うやり方をやっていたりしますが、具体的な方が面白いと思いますのであえて個別のツール名で書いていきます。
その案件でのアプリ開発側の登場人物はざっくり3種類の人です。実際には複数のメンバーで1つのロールをやっています。
私
ロールとしては、お客さんと一緒に要件を決めて、概要設計を行います。
具体的なアウトプットは、ざっくりこんな感じです。
後はできあがってきた物のレビュー。テスト。
デザイナーさん
ユーザーストーリー、ペルソナとワイヤーフレームから画面のデザインをIllustratorで作成。
画面パーツの切り出しまで。
デベロッパーさん
画面設計、DB論理設計、API仕様から詳細設計とアプリの開発。
使っているコミュニケーションツール
プロジェクトメンバーはそれぞれ違う場所で仕事をしていることもあるので、コミュニケーションの基盤にひと工夫あります。
私<-->デザイナーさん
Boxを使っています。
Boxはイメージファイルを共有して、それについてコメントを付けたり、タスクを作ってコミュニケーションを取れる基盤です。こちらはワイヤーフレームや、手書きのこんな感じ!みたいなのをアップして、デザイナーさんが作成したデザインにコメントしたり、というやり取りに使っています。
ファイルサーバ&メールで連絡と違って、リアルタイムにやりとりできて、バージョン管理もできる。
20MBのイメージファイルをメールに添付して怒られるといこともない。
アプリもあるので、外出先でちょっとレビューしてコメントするというのもOK。
Pinterestに参考になりそうなアプリのイメージや、部品を溜めておいて、お客さんやデザイナーさんと、デザインの方向性を決めるのに参考にします。
私<-->デベロッパーさん
Redmine & Subversion
まあ良くある構成かも知れません。ツール間が連携していて、Redmine上でリポジトリを参照できるようになっています。
こちらで作成した概要設計について、実現性や、不明確なところにRedmineのチケットでどんどん突っ込みが入り、回答しながらブラッシュアップされていきます。