Bisiness Rules Manifesto読んだ
最近BPMを切っ掛けに、ビジネスルール・エンジンというものにさわり始めました。
一般的にビジネスルールとは、業務的なとりきめ(100万円以上の経費精算は部長承認が必要)や、計算ロジック(6歳以上、18歳未満の入場料金は大人料金の70%)を指すようなことが多いと思います。
ITにおいては、そのようなルールをアプリケーションのロジックとして実装しますし、特にルール部分をアプリケーションの外で管理しようという仕組みがビジネスルール・エンジンと呼ばれるソフトウェアです。どうもそのようなビジネスルールを管理するための方法論も世の中にあるようでして、ちょっと調べ始めました。
Business Rules Groupという団体がありまして、彼らがまとめたBisiness Rules Manifesto(*PDF)の中でビジネスルールはこうあるべきだと宣言しています。
第一に優先される要件事項であり、それは二番目ではない。ビジネスのモデルや、ITのモデルに必須であり、その一部である
プロセスから分離しなさい、その中に含めてはいけない
たまたまできたものではなく、意図的に管理された知識である
宣言型であって、手続き型ではない
場当たり的なものではなく、良く整理された表現である。正しいことが検証できなければならない。
ビジネスの目的のためであり、技術のためのものではない
ビジネスの人々のための、ビジネスに人々によるものであり、技術屋のものではない
業務のロジックを管理するものである。ハードウェアやソフトウェアを管理するものではない
まあここまで言われると、ITの人がかわいそうな気がするが、とりあえずなっとくしてみた。
ビジネスルールの世界って用語が難しくないですか・・・?ファクトとか・・・。数学的な面もあるし。。
By-Productは副産物って意味なのね。製品によりって訳してた。。。