そごうソフトウェア研究所

SOA、開発プロセス、ITアーキテクチャなどについて書いています。Twitterやってます@rsogo

2011-01-01から1年間の記事一覧

XQueryによる条件分岐と文字列操作

XML

前回のXQueryによる要素抽出と文字列操作に引き続き、XQueryをやります。前回はwhereを使った条件による抽出でした。 今回は、条件分岐を使ってAならばBする、AでないならばCするという処理を試します。 使用するスキーマ定義は前回と同じです。 <xsd:element name="SimpleServiceMsg"> <xsd:complexType> <xsd:sequence> <xsd:element name="SimpleRecords" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded"> <xsd:complexType> <xsd:sequence>…</xsd:sequence></xsd:complextype></xsd:element></xsd:sequence></xsd:complextype></xsd:element>

EIPが言うところの非同期メッセージングの課題

Enterprise Integration Patternsでは、非同期メッセージングのデメリットも述べています。 プログラミングモデルが複雑 アプリケーションが処理結果を欲しい場合も多いので、同期とのギャップを埋める必要がある パフォーマンスオーバーヘッドがある 全ての…

XQueryによる要素抽出と文字列操作

XML

XQueryちょっと好きになってきました。XQueryによる要素抽出と文字列操作を、ちょっとだけ複雑な題材をつかって実際にやってみます。題材として使用するのは、次のようなスキーマのXMLです。 SimpleRecords要素が繰り返します。 <xsd:element name="SimpleServiceMsg"> <xsd:complexType> <xsd:sequence> <xsd:element name="SimpleRecords" minOccurs="1" maxOccurs="unbounded"> <xsd:complexType> <xsd:sequence> </xsd:sequence></xsd:complextype></xsd:element></xsd:sequence></xsd:complextype></xsd:element>

SOAPとREST。SOAPは死んだのか

SOAP is Not Dead - It's Undead, a Zombie in the Enterpriseを読みました。SOAPは死んでない、ゾンビだ。ということです。 自分自身はB2B、または巨大企業の社内システム間に関わることが多く、ほとんどSOAPです。SOAP&WSDLの良いところは、ツールを使っ…

XQueryの情報源

XML

XQuery苦手です。 XQueryに関わらず、言語系は理論よりも実際に触った時間や、自分がもっているサンプルの数が大事です。 ロジックは他の言語をやっていれば、あーはいはい、あーやればできるよね、という感じで思いつくが、実際書こうとすると、手が止まる…

非同期メッセージングのメリット

Enterprise Integration Patternsでは企業内のアプリケーション間連携を4つに分類しています。 ファイル伝送 共有データベース リモートコール メッセージング まず、この4つは用途が違うので、あるアプリケーションではファイル伝送しか使っていないかも…

サービス化のインプリをどこから始めるか

ここ最近のいくつかのプロジェクトを通して、機能・データのサービス化の実行を始める際に、その経緯に寄って、いくつかアーキテクチャ上の違いがありました。その経緯なんですが、別に難しい話ではなくて、サービスを利用する側か、サービスを提供する側か…