ベトナム・オフショア開発(準備編) キックオフに行ってきました
この週末は海の日で、三連休でしたね。
日本は休みだけど、日本以外は平日ということで、月曜日にベトナムのIT企業に訪問してきました。ベトナムまで行って、打ち合わせをした理由は、自社で新しく立ち上げたプロジェクトのキックオフのためです。
日曜日に移動して、月曜日の朝から夕方まで打ち合わせて、月曜日の深夜に日本に帰国するという日程でした。書いているだけで、思い出して疲れてきます・・・。
フォーはしっかり食べてきました。
事前準備
設計から一緒にやってもらえる会社を探していたので、少し前から、何社かに事前に担当してもらえる候補のエンジニアの方とインタビューをさせてもらっていました。
インタビューの観点としては、開発だけを依頼するのではないため、
・アーキテクトのロールができる人をアサインしてもらえるか、
・リモートでの開発でもコミュニケーションが取れそうか、
という2点です。
やっぱり経験のあるエンジニアは、こういう場合どうなるの?と良いポイントを質問してくるし、やったことないポイントでもこんな風にやったら行けるんじゃないの?という案が、筋のいい方式ですよね。
契約のタイプ
請負型と、ラボ型と良く呼ばれる2つのタイプがどこの会社もありました。
ラボ型契約では、何人かのエンジニアでチームを組む契約をして特に成果物を定義しません。今回は自社の製品を常に開発し続ける目的なのでラボ型を選択しました。ラボ型では生産性が、発注側のコストに大きく影響するので、特にエンジニアとのインタビューは重視すべきです。要件をどれだけでも追加、変更できますが、ちゃんとものができあがるかの責任はこちら(発注側)にあります。
こちらがお客さんから請負契約で受けている案件は、仕様もスケジュールも費用もだいたい決まっているので、同じオフショア開発でも請負型の契約をしています。請負契約の場合、生産性はある意味、受けた側の中の話です。
今回のキックオフでは、事前に話もしてあったので、特にアーキテクトをやってもらうAnh Leは議論にも積極的で、いいチームができました!これからプロジェクトをやっていくのが楽しみです。
RT @Roy_S_Kim 終わった!!と言いたいけど、まだ一件会議と食事がある。その後に深夜便で帰国。写真は会議の様子。向こうも積極的に議論してくれて良かった。 pic.twitter.com/25jVLG105I
— ryohei sogo (@rsogo) 2013, 7月 16
他にもベトナムの先進的な別のIT企業にも話を聞いてきたので、また書きます。